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農地の相続登記

道東からの問い合わせ

 当事務所ホームページの問い合わせフォームより、道東のX町在住のU様(30代男性)から「3か月前に亡くなった父の不動産の名義変更をお願いしたい」と相続登記のご依頼をいただきました。
 X町には司法書士がいないため、ネットで司法書士を探していたところ当事務所のホームページに辿り着いたということでした。

メールと電話で連絡

 その後U様とはメールと電話でやり取りし、以下のようなお話を伺いました。

  • 相続人は、U様とU様のお母様の計2人
  • U様一家は、家族で牧場を経営している
  • お父様は自宅や牧草地等の農地を多数所有しているが、正確な数はわからない
  • 自宅はお母様が相続し、農地等のその他全ての不動産はU様が相続する

名寄帳の取得 

 まずは不動産を特定しないと作業に入れないため、U様にX町役場でお父様の名寄帳(所有不動産の一覧表)を取得するようお願いし、当事務所に郵送してもらいました。
 名寄帳を確認したところ、お父様の所有不動産は計41コ(土地32、建物9)でした。土地の地目は「畑」「山林」「原野」「雑種地」「用悪水路」「宅地」、建物の種類は「酪農舎」「サイロ」「付属家(農家用)」「住宅」とバラエティ(?)に富んでいました。
 このうち「酪農舎」「サイロ」「付属家(農家用)」は未登記の建物でしたので、U様ご自身での手続きをお願いしました(未登記の建物は法務局への登記申請ではなく、役場への所有者変更届になります)。

戸籍謄本の取得

 U様には名寄帳とともにX町役場で戸籍謄本の取得もお願いしました。相続登記に限りませんが、相続手続きには相続人を特定するため戸籍謄本が必要になります。そして、戸籍謄本は複数の自治体に取得請求することが多いのですが、U様のお父様は生まれてから亡くなるまでX町で過ごされ、他の自治体への転籍もなかったため、戸籍謄本はX町で取得できるもので足りました。
 結局、戸籍謄本等の相続登記必要書類は、当事務所で1通も取得することはありませんでした。

オンラインで登記申請 

 不動産と相続人が特定できましたので、全不動産を網羅した遺産分割協議書を作成し、U様に郵送しました。U様とお母様に署名押印していただき、印鑑証明書とともに返送していただきました。
 これで相続登記の必要書類が全て揃ったので、X町の管轄である釧路地方法務局帯広支局にオンラインで登記申請しました。登記自体は一週間もかからずに完了となりました。

短期間で業務完了 

 不動産の数が多い相続登記でしたが、必要書類の全てがX町役場で揃い、X町で一緒に暮らしているU様とお母様がとても協力的でしたので、ご依頼から登記完了まで1か月弱の短期間で業務を終えることができました。
 ちなみに、農地を相続した場合、各自治体の農業委員会への届出が必要になるため、U様にはX町農業委員会への届出をお願いしました。

相続登記の全国対応

 当事務所はオンラインで登記申請するため、札幌や札幌近郊だけではなく、全道・全国各地の不動産に対応可能です。
 U様のように身近に司法書士がいない方も、電話、メール、郵便のやり取りで相続登記の手続きを進めることが可能ですので、ぜひ安心してご相談ください。

相続登記の無料相談

 当事務所では、相続登記を含む相続手続や相続対策、各種登記についての無料相談を随時実施しています。
 相続人が誰だかわからない、相続人と音信不通・疎遠・関係性が悪い、相続人が行方不明 等の場合にも、ぜひご相談ください。それぞれにつき解決実績があります。相続人の間で意見の対立がある等の紛争性のある案件も、弁護士事務所と連携することで対応可能です。
 また、当事務所では外出が難しい方やお忙しい方のために札幌市全域・札幌近郊への無料出張相談も行っています。無料出張相談の理由 >
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