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他の司法書士との連件申請

 某金融機関(写真でバレバレですが 笑)で不動産決済がありました。よくある中古住宅の売買なのですが、いつもと違うのが2人の司法書士がかかわり登記申請をするという点です。

 今回の決済では、①根抵当権抹消登記 ②所有権移転登記 ③抵当権設定登記という3つの登記が必要となります。通常は①②③の登記を1人の司法書士が担当するのですが、今回は①②を私が担当し、③を他の司法書士が担当するということになりました(登記申請を他の司法書士と連件で申請するということになります)。

 なぜこういうことが起きるのかというと、青色の看板の某金融機関が③抵当権設定登記をする司法書士を指定してきたからです。

 金融機関によっては司法書士を指定するということは、業界的にあるにはあることです。ただ、私の司法書士としての能力が劣るのであれば他の司法書士を指定することも甘んじて受け入れますが、こんな言い方をするのもなんですが、たかだか抵当権設定登記をするくらいで能力の違いも何もないしなぁ…、とは思うところです。

 そして今回の件をもう少し詳しく言うと、青色の看板の某金融機関(しつこい 笑)が首都圏の某司法書士法人に委任し、その司法書士法人が札幌市内の某司法書士に委任しているということなのだそうです。

 なぜそこまで面倒くさいことをしなければならないのか、金融機関と司法書士法人にどういうつながりがあるのか…、内部事情まではよく知りませんが、何があるんだろう…等々、いまいち釈然としないまま今回の不動産決済の準備をしていました。

 ただ、当日の決済自体は、売主である業者さんも買主さんも気さくな方だったため、終始和やかな雰囲気で終えることができました。また、某司法書士法人から委任を受けている札幌の司法書士の方が業界の大先輩である先生でしたので、その先生とお話ができ面識ができたのも、実に嬉しいものでした。

 決済前には腑に落ちない部分もあったのですが、いざ決済が終わってしまうと「案外面白かったぞ」と呑気に思いました(笑)。そして、その日は天気も良かったため、日差しを浴びながら気分よく歩いて事務所に戻り、すかさずオンラインで登記申請しました。

 マニアックな情報としては、オンラインで登記申請する際に「後に申請される抵当権設定登記と連件で処理してね」と書いておくと、法務局で3つの登記を別個のものではなく、まとめて処理してくれます。

 法務局の登記の処理も実に早く、翌日にはすべての登記が完了しました。無事に登記を終えた今となっては、面白い経験をしましたし、ブログのネタまで提供してくれた青色の金融機関さんどうもありがとう!といった感じでしょうか(笑)。